2013年9月29日日曜日

“総合防災訓練”

 

 
 さわやかな秋晴れの下、平成25年度総合防災訓練を実施しました。
 浦安市では東日本大震災の教訓を踏まえ、従来の中学校区単位での地域防災訓練を見直し、昨年度から市民参加型の総合防災訓練を行っています。
 これは、会場を展示エリア、体験エリア、訓練エリアの3つのブロックに分け、参加者が直接体験できるブースも複数開設し、総合的に訓練を行うものです。

 本日の訓練には、自衛隊や海上保安庁のほか関係団体など総勢40機関が参加し、大規模災害を想定した陸・海・空における実践的な訓練を行いました。また、本市との防災協定を締結している茨城県下妻市長、愛知県弥富市長や新潟県小千谷市の幹部を来賓としてお招きし、災害時の相互応援について意見交換も行いました。

 本日参加された皆様は、関係機関の訓練に加え、多くの体験型訓練を通じて、震災時に何をすべきか、そして「自助」「共助」「公助」の役割と連携について再度ご確認されたのではないかと思います。

 震災はいつか必ず来ます。震災を避けることはできませんが、被害を最小限に抑えることは十分に可能です。今後も「備えよ常に」を念頭に、震災に強いまちづくりに全力を尽くします。


2013年9月17日火曜日

“終の棲家”

 

 聖隷福祉事業団は、高齢者や障がい者などの福祉施設や病院などを運営する日本最大の社会福祉法人で、本市では特別養護老人ホーム、介護老人保健施設や介護付有料老人ホームなどを運営しています。
 本日は静岡県浜松市の聖隷福祉事業団の本拠地を訪れ、高齢者や障がい者の福祉施設や最先端の医療施設を視察しました。理事長との意見交換や現場の職員の生の声を聴くことにより、保健福祉や医療サービスの提供体制等について見識を深めることができました。

 浦安市は、全国的にも最も若い市のひとつですが、今年6月には高齢化率が14%を超え、今までの高齢化社会から高齢社会となりました。
 そしてこの現状に対応するため、昨年度に3ヶ所の地域密着型小規模特別養護老人ホームを整備し、現在は広域型特別養護老人ホームの整備計画を進めています。また、東京ベイ・浦安市川医療センターの拡充など地域医療・救急医療体制についてもさらなる充実強化を図っています。

 今後も先進的なノウハウを持つ社会福祉法人や民間事業者、団体等と連携協力し、様々な試みのもと、住民の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、そして、この浦安が皆様の終の棲家となるよう全力で取り組んでいきます。