2014年8月22日金曜日

“うらやすこども大学開校”



 みなさん「うらやすこども大学」をご存知でしょうか?
 うらやすこども大学は、こどもたちの「なぜ?」という探究心に応え、未来の浦安を担うこどもたちを育成する場として昨年度開校しました。
 
 本年度は「身近な不思議について考えよう」をテーマに、本日から12月までの間、小学校4・5年生60名が、市内の明海大学、了徳寺大学、順天堂大学等で、「日本語の不思議」や「からだの不思議」などについて学んでいきます。
 開校式では、夏休みで真っ黒に日焼けしたこどもたちが、これから始まる“大学生活”に緊張しながらもキラキラと目を輝かせていました。 

 私の学生時代は、学園紛争真っ只中でした。大学がロックアウトで閉鎖されている中、朝から晩まで空手や剣道、杖道など武道漬けの生活を送っていました。

 そして、市長職になってから、学生時代に勉強をしてこなかった負い目とこれからの公共政策に対する疑問と知的好奇心が抑えられず、公務の傍ら母校の大学院に通い修了をしました。
 
 「なぜ?」「どうして?」という疑問を抱くことが学びの原点です。普段当たり前と思えることも、疑問を持つことによりその本質が見えてきます。
 今回参加されたこどもたちが、いろいろなことに興味を持ち、自ら考えて行動できる人間になれるよう大いに期待しているところです。
 
 

2014年8月5日火曜日

“DECo浦安キャンプ”




 昨日から本日にかけて一泊二日で、宿泊型防災研修(通称DECo浦安キャンプ)を開催しました。

 平日の日中に震災等が発生した場合、大人が勤務先から戻って来るまでの間は、地域にいる中学生が自助・共助の担い手となり初動対応にあたることが期待されます。
 そこで、「ふるさとうらやす立志塾生(校長推薦を受けた市立中学2年生)」が、病気及び怪我への対処法やサバイバルスキルを学ぶほか、デジタルマップを使用した図上災害訓練や避難所での食事・宿泊を体験しました。
 そしてメインとなる最終日の「すごい災害対応訓練」では、携帯したiPadを使用して情報を収集・発信しながら市内を実地踏査するなど、日本初の先進的かつ実践的な訓練となりました。

 塾生たちは、今年一番の猛暑の中での訓練で多少疲れた様子でしたが、「自分に何ができるか常に考えることが大事」「被災時に自ら考え行動することができるようになったと思う」「自分の意見が言えるようになった」などと感想を述べていました。

 この訓練は一般社団法人フューチャーラボ、日本登山医学会、東京大学新領域創成科学研究科研究室、NPO伊能社中ほか多数の皆様、そしてアップルジャパン、ソフトバンクモバイル株式会社の多大なご協力により実現したものです。
 皆様方のご協力に感謝申し上げるとともに、引き続き震災に負けないまちづくりに果敢に挑んでいきたいと決意を新たにしました。

※ DECo=Disaster Evacuation coaching(災害避難訓練)